2018年2月22日 (木)

「天才」は学校で育たない-知識なんていうものは、どれだけ頑張って身につけても結局AIには負けてしまう-

親も、子供が不登校になる根底が現状の学校教育にあり、それは可能性だと気付きだしていることが分かる記事。
(以下引用)---------------------------------------------------
教育について考えるために読んだ、わけではありませんが、今の教育の現状を知りました。ある一面だけを見ているのかも知れませんが。
ちなみに、何か不登校解決の手がかりはないかな、と思って読んだ2冊です。
・(134)「天才」は学校で育たない (ポプラ新書)
・尾木ママと考える いじめのない学校といじめっ子にしない子育て (未来への教育シリーズ)
どちらも今の日本の教育制度について物申していました。今の義務教育制度は時代遅れだ、というところです。
 
学力を教科のテストではかり、その優劣をつける今の体制では、今後世界から取り残されていくばかり。
知識、なんていうものは、どれだけ頑張って身につけても、結局AIには負けてしまうのです。これからは、「考える力」「議論する力」「創造する力」が重要になってくるようです。
President FamilyやAERA with Kidsなんかも定期購読している身としては、そのこと自体は特に目新しい事実ではありませんでした。
知識だけでは今後はやっていけない、それはすでに理解しています。
(それでも子どもに対して、学力を伸ばす方向に動いてしまうのですが・・・。)
 
しかしながら、自分の子供が現在進行形で属している「学校」を通じた義務教育の制度に対する批判を読んで、「うちの子は、このまま学校に行かない方が幸せになれるのではないか?」「ホームスクーリングの方が、無理やり登校できるようにするより、子どもの才能を伸ばせるのではないか?」など、学校に対する疑問が生じました。
これまで、楽しいことがなくても当然のごとく小学校に通い、中学校に通い、最終的には大学院まで出た私なので、学校に疑問を感じるなんて、すごく進歩です。
学校で過ごすことが良いか悪いかは置いておいて、子どもが不登校にならなかったら、「行くものだから」と漫然と学校に通わせていたでしょう。
これをキッカケに、子どもが通う学校のやり方について吟味し、意見できる保護者になりたいです。
 
あと、不登校になったわが子に対して、少し「もしかして凄いやつじゃないのか?」という思いが芽生えました。
学校に行きたくないから行かない。そう感じて、行かない決断をしたわが子、なかなかできるものではないですよね。増えたとはいえ、不登校はマイノリティですから。
今を乗り越えれば、これから先は大丈夫。ブラック企業で過労死なんてすることはないと思います。「Noと言える日本人」ではないですが、本当に嫌なことからは逃げられる能力があるのですから。
 
また、不登校を応援するわけではありませんが、子どもの本当にやりたいようにさせてあげるべきかもな、と心から思い始めています。
(本人が行きたくないなら、無理やりは行かせない。これは、不登校に関する本では当たり前のように書かれています。しかし、以前の不登校マンガの時にも書きましたが、本人が動くまで待つ、というのは本当に大変なのです。)
ただ、学校に行かないでやりたいことだけさせる、というと、現状わが子は「テレビ」「マンガ」「ゲーム」になってしまうかなあ、と思います。
それも必要な時間なのかも知れませんが、やっぱり親としては悩んでしまいますね・・・。



穴瀬博一

2018年2月19日 (月)

子どもが学校に行きたくないと言ったとき親がすべき1つのことと12のNG

教育とは、相手の主体的な意識を引き出すことかもしれません。
以下、(リンク)より転載。
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■12の型の聞きかた
「学校なんかもう行きたくない!」
と子どもが口にしたとき、ほとんどの親は以下の 12の型 のどれかになるそうです。
例: 子どもが「学校なんかきらいだよ、もう行きたくない!」と悩みを口にしたとき
1「文句ばかり言わないで行きなさい」
→ 命令 : 指示
子どもに何かするように・またはしないように、命令する。
2「行かないとお父さんに言いつけるよ」
→ 脅迫 : 注意
それをすると、どんな結果になるのかを言う。
3 「学校に行って勉強するのかが子どもの仕事でしょ」
→ 説教 : 訓戒
何をすべきか、すべきでないかを言う。
4「お母さんがついていってあげようか」
→ 提案 : 忠告
どうしたら悩みを解決できるか、助言・忠告・提案をする。
5「学校をイヤだと思うからイヤになるのよ。イヤだと思わなきゃいいのよ。しっかり勉強して、友達と仲よくすれば大丈夫よ」
→ 講義 : 論理の展開
理詰めで迫る。
6「ちょっとイヤなことがあるとすぐ弱音を吐くんだから。ダメねえ」
→ 非難 : 反対・批判
子どもに対し、否定的な評価をする。
7「じゃあ行かなくていいじゃない」
→ 同意 : 賞賛
肯定的な評価をしたり、賛成する。
8「だらしないわねえ。甘ったれね、あなたは」
→ 侮辱 : 見下す
ばかにしたり、はずかしめたりする。
9「学校の成績が悪かったからでしょ? だから行きたくないんでしょう?」
→ 解釈 : 分析・診断
子どもの動機は何かを、親が解釈したり、原因を分析する。
10「ああ、わかるわ。学校はイヤなときもあるわよ。でも明日はいいことがあるかもしれないし、がんばって行ってごらん」
→ 同情 : 激励
子どもの気持ちをよくしようとする。今の気持ちから脱出させようとする。
11「いつから行きたくないって思いはじめたの? いじめっ子でもいるの? 先生となにかあったの?」
→ 尋問 : 探りを入れる
原因・動機・理由を見つけようとする。親が子どもの悩みを解決してあげるために役立つ情報を聞き出そうとする。
12「まあおやつでも食べなさい。明日の朝になったら気が変わるわよ」
→ ごまかす : 気を紛らわす・冗談
悩みから子どもの気をそらせようとする。親自身が問題から逃げ、子どもの注意をほかにそらせたり、冗談でまぎらわせる。
■「いま、ここ」に居ない親
ほとんどの親の反応は、この 12のタイプのどれかに入るといいます。
子どもが問題を抱えているとき、親は往々にして、自分の経験をもとにして、「忠告」や「教える」といった形で、子どもに「助け」の手をさしのべたり、事実を究明するために「質問」したりします。
にもかかわらず、こういった試みは問題を解決するどころか、新たな問題をつくりだします。
肝心な問題を抱えた子どもが口をつぐんでしまったり、反抗したりして、会話ができなくなることがあります。
それはどうしてか。
12の型はどれもが コミュニケーションをはばみ、相手の行動を変えよう としてしまいがちだからです。
この12の対応をされた相手は防御的な反応を示し、こちらの望んだようには行動してくれません。
■行為のまえに存在
Q. 「『子どもが学校に行きたくない』と言っているのですが、このようなとき何と言えばいいんでしょうか」
いちばん最初にやってあげてほしいなとおもうことは、「そうなんだあ」と言って寄り添う こと。学校に行けない状態、学校に行かないことを全受容で包んで、ただただ寄り添ってあげてほしい。
学校へ行くかどうかは二の次。まずは、耳。口は、あと。
学校に行かないことはなにひとつイケナイことではありません。湧き出るであろう動揺や不安は一瞬ポケットにしまって、否定文はすべて飲み込んで。。。
 



植田正治

市川高校の「棚田ビジネス」は何が秀逸なのか

学校の教育改革が課題として顕在化している昨今。社会の課題を捉え、たくさんの人を対象に役に立てるかを考えていくことこそが最高の学びであることに改めて気づかされる内容です。
------(リンク)
「高校生の熱い闘い」というと、甲子園、高校サッカー、高校バレー、インターハイなどを思い浮かべがちですが、新しい事業プランで地域活性化や社会課題の解決を図る高校生のコンテストも盛り上がっています。
高校生ビジネスプラングランプリは、高校生が身近な地域課題や社会問題などをビジネスの力で解決しようという心意気でつくるビジネスプランのコンテストです。
(中略)
そして、今年のグランプリの栄冠を勝ち取ったのは、千葉県の市川高等学校。テーマは「棚田の未来を守れ!」です。山の斜面に階段状に作られた棚田は、日本の原風景と言われ、水源確保や防災に貢献し、外国人観光客にも人気です。
しかし、近年、農家の高齢化や機械導入の難しさにより、耕作面積は半減、衰退が進んでいる状況。そこで、高校生たちはIoTを活用した自動運転の小型稲刈り機を開発し、省力化を進め、あわせて棚田でできた米のブランド化による販売促進をすることで、棚田農業の新たな発展を目指します。
小型稲刈り機はまだ試作段階ですが、稲を根元から刈るのでなく、穂先を切ることで機械の小型化を実現し、狭い棚田でも稼働する工夫をしています。また、棚田の米は風通しの良さ、昼夜の寒暖差、土壌や水の恵みを受け、美味しく、栄養価が高いと言われています。この点を強調しブランド米として販売して、その参加権を全国の棚田農家に提供しようというプランです。
そして、注目すべきはチームの行動力。千葉や佐渡の農家の話を聞くことからはじめ、機械開発にあたってはリコーの中央研究所を訪ねて、製品改良の手順やIoT化の実装技術を聞いています。そして、棚田米のブランド化についてはJALの地域活性化推進部等を訪問し、農法や食文化の重要性などのストーリー作りの指導を受けています。より多くの棚田米ファンをつくるためJAL機内食での棚田米の使用も提案中です。
(中略)
審査員として経営者の視点から審査にあたった(株)ベアーズ取締役の?橋ゆき氏は学生の取り組みについて以下のように語ります。
「今回、グランプリ、準グランプリになられたプランは、高校生たちの豊かな感性と感度がすばらしかったです。ビジネスでは、発想とか想像力をベースに、売上や利益が見込めるようなプランを作ることが大事。これからも、『思考と行動』『人と人』『生活と社会』のつながりを研究し、地域や社会や国を、未来に向けてより豊かにするという発想で、持続可能な売上と利益を生み出すビジネスを作っていってもらいたいです。また、先生方が熱い思いで、感動のあまり涙を流され、喜んで写真を撮られているという姿が微笑ましく、毎回とても楽しみです。高校生が動けば世界は変わります。人生まるごと愛して、夢に向かって邁進してほしいと思います」
■新しい教育の観点からも注目
審査員長の樋口美雄慶應義塾大学教授は語ります。
「今回、入賞を逃したプランにもすばらしい、何とか実現してほしいプランがたくさんありました。高校生らしいプランも多数。地域の抱える問題、社会問題に高校生が取り組む中で、チャレンジ精神を高めることができます。今後の教育を考えるうえでこのような起業家教育は重要です。文部科学省の中央教育審議会で、今後のカリキュラム、基本計画の見直しをしていますが、私はその中で起業家教育を入れてはどうかと提案しています。この高校生ビジネスプラングランプリはその一つのモデルケースとなると思います」
アクティブラーニングが注目される中、教員の側でもこのような取り組みの重要性に着目する声が上がっています。岡山県の倉敷鷲羽高校でファイナル連続出場を実現してきた福岡明広教諭(現在は岡山東商業高校教諭)は語ります。
「教育大改革がやってくる中、今まで以上に子どもたちが主体的に考えながら学ぶ環境を作ることが重要です。私が思うに、アクティブラーニングはやろうと思うとなかなかできない。グランプリに参加するというアクションを起こすこと自体がアクティブラーニングに繋がります。その意味で、手軽な手段として活用すべきと思います」
■高校生の真摯さの力
この最終審査会の名物は、先輩の経営者の講演と参加高校生との対話です。ロールモデルとなる大人に会うことが起業家教育では大事ですが、審査会でもその機会を提供しています。第1回のガンホー・オンライン・エンターテイメント創業者の孫泰蔵氏に始まり、ユーグレナの出雲充社長、リブセンスの村上太一社長、ウォンテッドリーの仲暁子社長が高校生と語り合っています。
今年は、人工クモ糸の合成に成功し、石油に依存しない新素材で未来を切り開くスパイバーの関山和秀社長。成長企業の経営者として邁進し、講演会などにはあまり顔を出さない関山氏が、この日は「人生とは何か」といった深い話を含め高校生とじっくり対話しました。参加する経営者も熱心な高校生を前に講演や意見交換に熱が入ります。
筆者は、毎年、グランプリの審査員を務めているのですが、審査をすると同時に、日本の未来は明るいという気持ちをいただいているような気がしています。
粗削りなプランも多いのですが、伸び伸びとしており、そして何よりも「真摯」な気持ちが伝わるビジネスプランが提案されています。プレゼンテーションも想いがこもっています。私たちが甲子園や高校サッカーなどの高校スポーツに思わず見入ってしまうのは、この真摯さに魅力を感じているからではないでしょうか。
全国のいたるところで、真摯に地域や社会の課題をビジネスの力で解決しようというプランを考え、行動する高校生が増えています。このような高校生が地域を元気にし、経済を元気にしていくと思います。高校生ビジネスプラングランプリのさらなる拡大を期待しています。




高橋謙太

今の時代も心に響く天才・黒澤明の言葉

世界的にも敬愛されている映画監督。
自然や人間にとことん同化することで生み出された彼の作品と同様に、彼の言葉もすっと心に入ってきます。
名言集から指導・教育に関する言葉をいくつか拾ってみました。
「この世に生れ落ちた時、人間は皆天才なんだ。それをこねくり回して、駄目にするのは大人の仕業。親の尺度を押し付けたら、それ以上にはなれない」
「子どもの眼差しは素直だから、大人が思っているより正しくものを見て判断している。良いところも、悪いところもジッと見られているから怖い、親がどう生きているのか子どもは深く分かっている」
「勉強しなさいと、追い回される子どもは可哀想だ。随分と勉強という意味が狭くなったよね」
「もう充分だと思っても、その後、それまでの三倍はねばる事にしている。やっとそれで充分なのだ」
「すごく単純だけど、どんな仕事でも一生懸命働いてみて、しんどいと思ってももう一押し頑張って、もう一歩ズカッと踏み込んで、もう駄目だと思ってもう一歩だけやってみる」
「怠けたい気持ちが湧き上がったら、無理強いしてもいい仕事は出来ないよ。どういう気分になればやる気になるのか、人それぞれつぼがあるからね、自分で自分のこと、うまいことその気にさせる技を持つことさ」
※名言集(リンク、リンク)より



 
竹村誠一

不登校 小学校から中学校で一気に4倍!

最近小学校の不登校が増えているそうですが、中学になると一気に6倍に!
小学校では0.42%ですが、中学校では2.83%へ。なんと中学生の35人に1人は不登校。1クラスに1人はいる計算です。
小学校と中学校の違いといえば中間、期末テストでしょうから原因はテストが大きな不全を与えているためだと考えられます。
小中学生の不登校の割合が過去最多、中学生は35人に1人(リンク)より引用
------------------以下引用------------------
 全小中学生に占める不登校の割合が平成27年度は1.26%と調査以来過去最多となったことが、文部科学省が10月27日に発表した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果より明らかになった。
 児童生徒の問題行動など生徒指導上の諸問題に関する調査は、全国の国公私立の小学校と中学校、高校を対象にいじめや長期欠席(不登校など)の状況を調べたもの。長期欠席は、年度間に連続または断続して30日以上欠席した児童生徒数を指す。
 小中学校の長期欠席者数は、19万4,933人と全体の1.9%を占める。このうち、不登校者数は12万6,009人で、不登校の割合は1.26%と過去最多となった。不登校の割合は小学校が0.42%、中学校が2.83%といずれも前年度より増加した。
 不登校の小中学生12万6,009人のうち、90日以上欠席した者は7万2,324人と57.4%を占める。また、出席日数が10日以下の者は1万3,264人(10.5%)、出席日数が0日の者は4,402人(3.5%)であった。
 不登校の要因は、「不安の傾向がある」30.6%や、「無気力の傾向がある」30.2%が多く、「学校における人間関係に課題を抱えている」17.2%、「あそび・非行の傾向がある」6.2%などが続いた。
------------------引用終了------------------



松下晃典

本当に学校に行かないといけないの? 教育基本法や「自宅学習」について調査してみたその1

リンク
より引用します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本では、小学校入学から中学校卒業までの9年間が義務教育期間と定められている。
しかし、アニメや小説など物語の世界で、お金持ちらしい登場人物が自宅で家庭教師のもと勉強し、学校には通っていなかったり、島に住む主人公が普段は自宅で勉強し、たまに船で学校に行ったりする場面を見たことがある。あれは外国だからOKなのか? 不登校とは違うのか?
気になる「自宅学習」を調査するとともに、改めて教育制度や勉強について考えてみた。
 
◆義務教育は「保護者が子どもに教育を受けさせる義務」
日本の義務教育は、1872年に発された「学制」が原点だ。いくつかの段階を経て、現在は憲法と、1947年に公布された教育基本法で「国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う」(第4条)と定められている。
注目したいのは、「保護者が教育を受けさせる義務」であって、「子どもが教育を受けなければならない義務」ではないこと。子どもが教育を受けることは、義務ではなく権利なのだ。
 
◆義務教育と就学
学校に通う「就学」については、「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満12歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う」(学校教育法第17条第1項)、また「子が小学校又は特別支援学校の小学部の課程を修了した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満15歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを中学校、中等教育学校の前期課程又は特別支援学校の中学部に就学させる義務を負う」(同条第2項)と定められている。
ちなみに文部科学省は、インターナショナルスクールやフリースクールなどへの就学については「就学義務を履行していることにはならない」としている。自宅で教育を受ける「自宅学習」についても同様であろう。
▼小・中学校への就学について(文部科学省)
リンク
 
◆海外の義務教育と就学は?
海外では、
・子どもの義務教育を、家庭を中心とする私教育の場、国公立学校、私学のうちのどこで行うかを選ぶ権利を親に認める国(イギリス、フランス、イタリア、北欧など)
・国公立学校だけへの就学を認める国(旧社会主義国、アフリカの一部の国など)
・国公立学校または私学への就学義務を認める国(ロシア、ポーランド、ハンガリー、チェコ、中国など)
・就学義務制を原則としながら例外的に教育義務を認める国(アメリカの各州)
などさまざまだ。
▼各国の義務教育制度の概要(文部科学省)
リンク
 
◆義務教育の定めの中で、不登校はどう扱われる?
義務教育である小中学校だが、年間30日以上欠席する「不登校」児童は全国に12万6千人(H27年度文科省調査)。小中学校に通わなかった場合、卒業はどうなるのだろうか。
2016年6月17日に、文部科学省は「保護者による虐待や無戸籍など特別な事情があれば、小学校を卒業していなくても中学入学を認めることが適当」だとする通知を都道府県教育委員会などに出している。
こうした特別な理由がない場合の卒業についての対応は、各学校によって異なるのが現状のようだ。
 
◆小中学校に行く以外の選択肢は?
国公立の小中学校に行く以外に、文部科学省令に従い所轄庁に認可された私立の学校に通うことも可能。また、国公立の学校に通っていて不登校状態になった場合、自治体によっては、不登校児が通う専門のスペースを用意してもらえることもあり、そこに顔を出すことが「出席」とみなされる場合も。
前述した通り、学校教育法が定める「就学義務」を履行していることにはならないが、インターナショナルスクールやフリースクールなどに通う子どももいる。また、自宅で勉強する「自宅学習」「ホームスクーリング」という教育スタイルを採る人たちもいる。




がらがらどん♪

本当に学校に行かないといけないの? 教育基本法や「自宅学習」について調査してみたその2

リンク
からの引用の続きです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆自宅学習、ホームスクーリングのメリット、デメリット
実際に、5人の子ども全員が自宅学習で育ったという母親から話を聞いた。
――ご家庭で実施された「ホームスクーリング」はどのようなものですか?
家庭の中で親が先生となる教育法です。学校に通うことを否定するわけではないのですが、子どもをある程度、家庭の責任で教育してから外の世界に触れさせても遅くはないのでは、という考え方ですね。
――具体的にはどのような内容でしょうか?
我が家では、起床時間と朝食の時間が決まっており、その後は掃除。それから、午前中いっぱいは勉強の時間にあてていました。午後からは外での学習ということで、運動したり図書館に行ったりするほか、音楽や美術などの芸術活動や、習い事などの時間としていました。
――子どもたちの反応がどうだったか教えてください。
夏休みをホームスクーリングのお試し期間にしてみたところ、子どもたちの反応がよかったような気がしました。それで、次年度の4月から本格的にホームスクーリングを始めたいなと考えたのですが、夏休み明けに、長男が「僕、もうホームスクーリングで勉強したい」と言い出しました。それで、私が教えられることは教えたり、図書館で株や経済の本を借りてきて子どもが自分のやりたい勉強をしたりして、以前とはうってかわって猛烈に勉強し始めました。それまでは学校の勉強に魅力を感じられなかったのだと思います。その後、高卒認定試験を受けることになり、教科書の勉強に戻るまでには時間がかかりましたが、長男が勉強することの楽しさを思い出すための時期であったと思います。
――義務教育期間中だったと思いますが、学校の手続きなどはどのようにしたのでしょうか?
上の子ども3人は学校に行っている状態からホームスクーリングに移行したので、卒業式には出ました。下の子ども2人は、小中学校の入学手続きはしましたが、入学式には出席しませんでした。卒業式後の会場や校長室で卒業証書をいただきました。
普段は、先生が月1回程度様子を見に家に来てくれていました。ただ、それぞれの学校の校長先生の方針にもよるようです。私たちは幸い、説明し、理解を得ることが出来たのだと思います。子ども本人が望むなら体育や美術などの希望の授業に出られるよう協力しますよとも言われましたし、運動会や遠足や修学旅行といった行事にだけ参加するのでもよいとも。一方、厳しい意見をされる学校もあるようです。
学校に入る手続きはしているので、教科書はいただいていました。しかし、子どもがなかなか興味をもってくれなかったので、教材や勉強法などいろいろなものを試しました。この勉強法、教材はこの子にはぴったりはまったけど、この子には合わないと、それぞれの子どもやタイミングによって使い分けていました。
――自宅学習、ホームスクーリングのメリットとデメリットについて、どう考えますか?
あくまで我が家にとってのメリットですが、子どもたちそれぞれの個性を伸ばすことができたことがよかったです。そして、自分の興味あることを存分に勉強できたこと、勉強が好きという意識を持てたことが大きかったと思います。自分のペースで集中して勉強することを身につけることが出来たことは本当に良かったです。
ただし、どこのご家庭にもお勧めできるかというとむずかしいところもあるかと思います。親と子どもの1対1で、長い間続けていくと煮詰まって立ち行かなくなることもあります。協力者がいたり、身近に同じ考え方のコミュニティがあることが理想です。
自宅学習、ホームスクーリングを始めるのは、学校を選ぶことと同じだと思っています。公立の学校を選ぶ人もいれば、大学の付属の学校に行く人もいる。アメリカンスクールに行く人もいる。我が家にはこのスタイルが合っていたということ。子どもたちが自分の選んだやり方で自立した生活をしてくれればうれしいです。
 




がらがらどん♪

2018年2月18日 (日)

ノーベル賞受賞者の両親は「管理意識」から無縁。

現在の風潮として、教育熱心な親=子供を管理する親となっており、そうすることが親の役目であり、それができない親は少し後ろめたい気持ちになることがあります。しかし、親が子供を管理することは子供のためになっているのでしょうか。
>成果目標を「成績」から「人間力と追求力」に転換させれば良いだけです。それだけで成果不安から抜け出せます。そして、子供を管理するのを止めて、応援してあげるだけで、子供は見違えるように元気になり、生きる意欲と追求力を再生してゆくに違いありません。<331808
という投稿を読み、以前に読んだ「大発見の思考法」のなかで、ノーベル賞受賞者の益川敏英氏と山中伸弥氏との対談で、子供時代を振り返った話が思い出されました。以下は対談のなかからの抜粋です。
■益川敏英(1940年生・2008年ノーベル物理学賞)
小学生の時の通信簿には、1以外のすべての数字が取り揃えてありましたよ。成績がよかったのは、やはり算数と理科でしたね。苦手なのは国語。テストでちゃんと答えられたのは応用問題だけ。漢字の読み書きなんて、ものの見事に全滅でした。
うちの両親は砂糖問屋をやっていたから忙しくて、僕の勉強がどのくらい進んでいるかには目が届かないし、勉強の手助けをしてやれるような環境ではなかった。僕はそういう環境を最大限、エンジョイしていたわけです。予習復習や宿題をいっさいせず、授業が終わったら遊び回っていました。学年ごとに新しい教科書が来ると、母が新しいノートに名前を書いてくれるんです。そのとき、前のノートに何が書いてあるかって見てみたら、何も書いてない。まっさら。
僕の親父は、戦前は家具職人で、戦後は砂糖問屋を営んでいました。でも、本当は電気技師になりたくて、家具職人の修行時代には早稲田大学の通信教育を受けていたらしい。銭湯の行き帰りに、「電車の自動扉が閉まりかけた時、手で押さえれば開けられる。だが、いったん閉まってしまえば、どう動かそうとしてもピクリとも動かないだろう?それはどうしてか。」そういうことをよく話してくれました。
僕の家にテレビが初めて入ったのは、中学生のころでした。物見高くて知りたがり屋の益川少年は、当然、テレビの裏蓋を開けて中を覗いた。そこには真空管が17本入っていました。裏蓋には配線図まで描いてあった。その配線図を見れば、この真空管がどういう役割なのかが、中学生でもだいたい想像できた。
科学の基本は国語ですよ。何にしてもすべて文章の言葉から入ってくる。読んでその世界が頭に思い浮かべられるかどうか。その力があれば、理解していける。そのあとは、吸収した知識を頭の中で思い描いて発展させていけるかどうか。
数学は「計算するもの」というイメージがあるかもしれないけど、数式は基本的には言葉なんです。数式とは「かくかく、しかじかの関係がある」とか「〇〇という事実を表している」ということを語っていて、そういうことを組み合わせて発展させていけば、答えになる。だから言葉が基本なんです。
■山中伸弥(1962年生・2012年ノーベル医学生理学賞)
じつは私も、算数と理科、中学以降は数学と物理がすごく得意で、国語はずーっとダメだったんです。漢字の書き順とか、そういうの、ちゃんと勉強した覚えがなくて…。
さすがに宿題はちゃんとやりましたけど、塾は1か月でやめているんです。小学6年生の4月から通いはじめたのですが、ゴールデンウイークなのに「塾に行け」と言われたのがすごく嫌で、すぐにやめてしまいました。塾に通ったのは、生涯で唯一、その1か月だけです。
数学は大好きだったので、すごくやりました。「自分に解けない問題はない」とまで思っていましたから。勉強というよりも、今の「数独パズル」のような感じで、難しい問題を解くのが趣味だったんです。小学生の時から、「なんとか500題」のような問題集をトイレに置いて、トイレの数学の時間を持っていました。(笑)
わが家は東大阪市でミシンの部品をつくる工場をやっていました。母も家業を手伝っていましたから、益川先生と同じく、ほったらかしで育ちました。家は工場の隣にあって、幼い頃から機械に囲まれて生活していました。
私、いまだに自分がサイエンティストというよりは、技術者のような気がしています。子供の頃、ザリガニを釣ったりセミを捕ったりしましたけど、生き物をバラバラにするんだったら、機械をバラバラにするほうが面白かったですね。
小学校の頃は、しょっちゅうラジオや時計を開けて、中がどうなっているか見ていました。「自分で必ず元に戻せる」と思って分解したんですが、なかなか元に戻せず、親からひどく怒られてそれでも懲りずに、また分解しては怒られるを繰り返していました。
理科の実験も大好きで、子供向けの科学雑誌をよく買ってもらいました。付録の実験道具が楽しみで、何年生の時だったか忘れましたけど、家のこたつでアルコールランプの実験を夢中でやっているうちにランプをひっくり返してしまい、こたつの上が火の海になって、母から大目玉を喰らったことがあります。(笑)
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現在、ほとんどの母親に見られるような成績を中心とした「管理意識」とはまったく無縁で、「なんで?」と追求心を発揮できる環境で育っていることがよくわかります。
「これはダメ。」「ああしなさい。こうしなさい。」といった管理意識からのはたらきかけがあったら、両氏のような追求心も封鎖されていただろうということも容易に想像ができます。
授業コマで上記の話をすると「そんな子供でもノーベル賞をとれるの!?」(本当はこんな子供だから取れた)、「うちとは全然ちがう。羨ましい。」、「とことん追求するような心境になってみたい。」といった声があがりました。
管理意識から応援へ。本当に子供のためを想うならば、親達の意識転換がいぞがれます。私も尽力していきたい。




槇原賢二 

今、大学に行きたいとは絶対思わないのに、子供には苦行を強いるのは?

 今、40歳前後の人に、「大学に行きたいですか?」と聞いたら、直感だけど99%の人は「行かない」と答えると思う。理由を聞くと、これも直感だけど大概の人が「意味無いから」と答えると思う。
 でも、自分の子供に対しては、大学受験のために、小学校、中学校、高校、合わせて12年間の苦行を強いている。
 このおかしな行動を支えているのは、「新卒だったら意味がある」=「企業が学歴で選んでくれる」という考えのみ。
 どうやって生き延びるか?と必死になる企業が、学歴で新入社員を選ぶだろうか?冷静に考えるとわかること。
リンクより引用します。
※※※以下、引用※※※
俳優の河相我聞(42)が、大学受験への迷いを明かした。
河相我聞「最良の投資案件なのか」大学受験に迷い
 河相は昨年8月に高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)を受験。その時は不合格だったが、その後に再挑戦し合格したことを11日に更新したブログで明かした。
 もともと高卒認定試験を受けた理由は、「次男(15歳)が高校進学したくないと言い出したので、『高校ぐらいは』と、言おうにも、中卒で楽しく生きてる親では全く説得力が無いし『父さんは勉強が出来ないんじゃない、やらなかっただけだ、やらなかっただけ』と言う事を証明したかった」という思いからだったが、その後は大学受験にも意欲を示していた。
 しかし受験を検討するうちに「学費」と「時間」の問題に突き当たったという。一般的な私立大学に4年間通った場合に掛かる費用と時間を算出した河相は、「単純に考えて自己投資とはいえ42歳の自分のために700万を使うってなると悩むと思うのですよ。投資案件としてこれは最良なのだろうか、と。それより700万仮想通貨にブチ込んだ方がいいんじゃないか、と。自分の息子が『勉強したい』と大学に行くという話ならいざ知らず、42歳の自分が大学に何となく行く、となるとちょっと考えてしまうんですよねぇ」と迷いが生じていることを明かした。
 「とりわけ今の自分は学歴がどうしても欲しい訳ではなく、あったらどうなるのだろうぐらいの好奇心」という河相。サークル活動や新歓コンパなどには興味を示し「もしかしたら、まかり間違って女子大生にモテモテになるかもしれない」と冗談めかしたが、「現時点での頭の中にある結論としては42歳が何となく大学に行くのはマズそうだ。でも大学でウェーイwwwしたくなってきた。と、いうわけで、大学の学費の一部を仮想通貨にブチ込みながらもう来年までもう少し悩もうかと思います」とつづった。
※※※引用、以上※※※



野崎章

2018年2月15日 (木)

勉強する意味

もはや何が勉強で、何が勉強でないのか。
これまでの物差しでは定義出来ないのが、今の現代社会。
“勉強する意味”はどこにあるか。なにをすべきなのか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【勉強する意味はあるのか】
勉強する意味はあるのかという疑問ですが、勉強する意味はあります。
国語力を鍛えて損をする事はありませんし、計算力を鍛えて損をする事もありません。
歴史を学ぶのも良いでしょうし、科学を学ぶのも良いでしょう。文系でも理系でも自らの力になってくれます。
★ただここで重要なのは、今の日本において「勉強する意味がある」=「 将来安泰」ではないと、理解する必要がある という事です。
勉強を意味あるものにするには、活かせる環境に飛び込む必要があります。
【過去と現在の定義の違い】
昭和の高度成長期から平成のバブル期までであれば、とにかく言われた通り勉強すれば、成功がある程度、保証されていたはずです。
しかし2017年現在は大手企業でも、業績不振や倒産危機の報道がニュースを賑わしています。
★これまで続けてきたやり方が通用しなくなり、新しい時代に適応出来ない企業は淘汰されていきます。
そんな時代において闇雲に「勉強しなさい」と言われても、その行為に意味はあるのか? と思うのは当然の流れです。
【親より子どもが先を行く時代】
「勉強しなさい」と言う以上は説得力を持たせなければ、耳を貸そうとはしません。
小学校低学年ぐらいならまだしも、高学年や中学生にもなると、親より子どもの方が情報量が多いことも珍しくありません。
その多くはネットから得たものですが、目まぐるしい速さで新しい情報が提供され、子どもは次々に吸収していきます。
親が望む形で勉強して欲しいなら、まずは子どもが納得するだけの理由が必要で、それを行うには情報量が最低でも親と子どもが、対等になる必要があります。
当然の話ですが、親が子どもに追いつくのが前提です。
子どもが情報を得る機会を失わせる方に舵をとれば、勉強する意味の有無以前の話になります。
(省略)
勉強する意味はあります。
ただし子ども自身は机に向かう向かわないに関わらず、勉強したものを活かせる環境に身を置くことが条件です。
そうでなければ生活レベル以上の意味はありません。
親は子どもが抱いている疑問に対して、勉強する意味があることを納得させるだけの理由が、かならず必要 です。
★その為にはまず 時代の流れを理解する事 が大前提。
もちろん全てに共通して言える事として、意味があるものにするには、本人に『学ぶ』意識が必要 です。
リンクより
 




井垣義稀

«子どもに宿題をさせると悪影響しかないことが明らかに

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